感情に素直に向き合う5つのメリット
その1:感情の整理ができる
感情を塞ぎ込もうとすると、心と体が反発し合う。
怒るべき時は怒らないと、つまらないことで怒り出す。
その2:人間性が豊かになる
喜怒哀楽の豊かさは、人間の豊かさに直結する。
もっと人前で素直になろう。自分の感情を大切にしよう。
その3:世間体ばかりに囚われなくなる
人目や評価と距離を置く。人は人、自分は自分である。
大切にすべきは、自分。自分が自分を必ず信じる。
その4:根底の変化に、涙は付き物
頭で考えた反省は、頭の遊戯に過ぎない。
心から響く反省には、涙が伴う。
涙は浄化・純化させてくれる。
その5:次のステップに移れる
泣いて泣いて、泣き崩れる。喜び喜び、嬉し涙を流す。
湧き上がる感情に素直になろう。気持ちが晴れると、前進できる。
涙が人を、成長させる
- 後悔
- 悲しみ
- 悔しさ
- 喜び
- 憤慨 …etc.
人はあらゆる場面で感情が高まり、涙を流します。
抑えきれない感情をそのまま表現することで、心も体もスッキリします。
ただ世間体や評価を気にし過ぎて、
- 泣くべき時に、泣かない
- 怒るべき時に、怒らない
- 喜ぶべき時に、喜ばない
といったことが、起こりがちになっています。
感情の高ぶりを抑制すると、
- 泣くタイミングがわからなくなる
- 怒るタイミングがわからなくなる
- 喜ぶタイミングがわからなくなる
つまり、自分の「感情の所在」がわからなくなることに繋がります。
自分の感情に素直になることは、自分と向き合い、自分を大切にすることにも繋がってくると感じます。
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私ごとで恐縮ですが、先月、大好きな伯父が亡くなりました。
物心つく前から可愛いがってくれた、伯父。訃報を聞いたときは、耳を疑いました。
急いで葬儀場へ向かい、お顔を拝見し…
「あ、自分は泣かないんだ。泣けないんだ…」
想定していた感情と異なり、どこかで自分の心に冷たさを感じました。
涙すら出ないことに、すごく違和感を覚えました。
葬儀も終わり、いよいよ出棺。
今まで「寂しい」としか感じていなかった感情に加え、どこからか抑え込んでいた感情が湧き上がるのを感じました。
おじちゃん、ありがとう。お世話になりました。
この言葉がフッと脳裏をよぎったとき、涙が溢れて止まりませんでした。
胸が締め付けられるのと同時に、伯父とお別れすることを初めて実感しました。
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あのとき脳裏に言葉がよぎらなければ…
あのとき心から涙流さなければ…
今もどこかで、前へ進めなかった自分がいるのでは?と感じます。
自分の感情に、素直になろう。
素直でいるためにも、世間体より自分としっかり向き合おう。
改めて、そう思えました。
- ミニマリスト
- 断捨離
人目を気にしてしまう性格だからこそ、見られても良い状況に身を置くこと。
環境はもちろん、自分の内面も、常にスッキリさせておく必要があると感じました。