シンプルに生きるコツが知りたい方へ。
人付き合いとか、家族関係とか、お金のこととか。なにかと次から次へと、悩みって尽きないものですよね。そんな悩みを解消したい方に、僕はシンプルに考えることをおすすめしています。
シンプルに生きるためのコツがあるなら聞いてみたい。あと、シンプルに生きるメリットがあるなら、ついでに聞きたい。
そういった疑問にお答えします。
シンプルに生きるコツとは?
シンプルに生きることができれば、不安や不満と距離を置けると感じます。僕は元々「シンプルに生きる」ということをわかったつもりで生きてきました。でも結局、つまらない悩み事に悩まされてばかりでした。雑念が本当に尽きないですよね。
僕が「シンプルに生きる」ことをおすすめする理由については、こちらのプロフィールをご覧ください。
https://wakuwaku-future.com/profile/
本記事があなたらしい毎日を送ることに繋がるきっかけになれば幸いです。
シンプルに生きるには、ミニマリストなる
結論、ミニマリストになることです。ミニマリストになれば、シンプルに生きられます。このミニマリストというのは大きな意味で、ただ「物を持たない」というだけではなく、考え方もミニマリスト化します。考え方がミニマリスト化すると、見失いがちな原理原則を押さえることができます。
それでは、具体的にみていきましょう。
☑1:部屋をミニマリスト化する
住んでいるところが快適なら、誰でも心地よい気持ちになれますよね。快適な部屋には条件があって、それは部屋(空間)のエネルギーが滞りなく流れていることです。
エネルギーを邪魔しがちなものには、
- 心理的ストレスになるもの
- 使っていない物
- 過去の思い出
があります。
はじめに心理的ストレスになるものですが、これはイメージしやすいですね。その物があることで気分が滅入ったり、不安に駆られたりするものです。
具体的には、
- 距離を置きたい会社の書類関係
- 見ると憂鬱になる銀行通帳
- 片付ようにもなかなか手がつけられない物
などです。
見ると疲れてしまうものは、意識して見えるところに置かないほうがいいです。目にするたびに疲れていては、リラックスのしようがないです。
また片付けようにも手がつけられない物は、手がつけられない理由を整理した方が良いです。理由は、
- 思い入れがあって片付けられない
- 面倒で片付けられない
とでは、片付ける理由が異なるためです。
面倒で片付けられない場合は、片付け自体が苦手な場合が多いです。そのため、片付けを専門にしている人や、片付けが得意な人にお願いして、一緒に片付けるのをおすすめします。
そもそも片付けは得意・不得意が出やすいです。また、片付け方を学校で教わっていないため、片付ける方法を意外と知らないことが多いです。片付けが得意な人と一緒に片付けることで、片付け方が学べます。
次に、使っていない物を具体的に挙げると、
- しばらく使っていない服
- 読み直すことのない本や書類
- 昔の携帯電話やおもちゃ
などです。
これは、溜めがちになりますが、いらないです。使わない物の保管代として家賃を払うのは惜しいため、すぐに処分しましょう。使わない物を売って得たお金で、新しい物や自分にご褒美を与えるほうが、人生が豊かになります。
最後に、過去の思い出を具体的に挙げると、
- たくさんの写真
- 昔の手紙
- いただいたプレゼント
などがあります。
実は、この整理が一番難しいとされています。理由は「過去の思い出=生きてきた証」であるため、処分するにも感情が入りやすくなります。
そのため、
- データ化できる物
- そこまで思い入れのない物
- 過去と決別すべき物
は、僕は思い出の中でも処分するようにしています。
過去の思い出って、過去の記憶を蘇らせてくれますよね。良い意味で懐かしさを感じますが、過去に囚われる可能性も潜んでいます。過去に囚われると「あの頃はよかった」「あの頃に戻りたい」という感情が沸き上がり、前に進む意欲を阻害しがちになります。
そのため、僕は決別すべき過去の物は、心を鬼にして処分するようにしています。処分する際に心苦しい場合は、「今までありがとう」と声をかけて処分しています。
部屋がスッキリすると、気持ちもスッキリします。必要な物と必要でない物を分けることが習慣づくと、人生の選択でも大切な物を見失いにくくなります。
☑2:持ち物をミニマリスト化する
最近はスマホ一台あれば、電車に乗るのも、ちょっとした買い物も、何から何まで事足りますよね。ほんとに便利な世の中になっていると感じます。
持ち物をミニマリスト化するとは「今持っているものを見直す」ということです。見直すことで、何気なく持っているということが止められます。
- 財布の中のカード
- ポケットティッシュ
- チラシや書類
何気なく持っている物の大半が、実は何気なく貰ったものである場合が多いです。「なぜ持っているのか?」と改めて考えると、意外といらない物である場合が多いです。
持ち物のいる・いらないが区別できると、次は持ち物の保管場所を決める必要があります。これができていないばっかりに、何度持ち物を減らしても持ち物が増え続けることが起こり得ます。持ち物の住所を決める作業は、極めて重要です。
一本のボールペンを例に挙げます。
- ボールペンは家に何本必要か?
- どこに保管するべきか?
- その保管場所を選んだのはなぜか?
- 使いやすく戻しやすい保管場所か?
ここまで考えてボールペンを保管するようになると、必要な本数が必要な場所にあることが当たり前になります。そうすることで、無駄に買ったり、置きっ放しにしたりすることがなくなります。
物のいる・いらないの区別を行い、いらない物は処分する。いる物は、物の住所を決める。それにより、物が無意識に増えることが抑えられます。
☑3:人間関係をミニマリスト化する
これは、極めて有効ですね。というのも、ストレスの大半が人間関係である場合が多いです。僕自身、人間関係に悩みました。そして人間関係をミニマリスト化することで、そのストレスは一気に軽減されました。
- 他人からの評価が気になる
- 他人に嫌われたくない
これはフリーランスになる前の、僕の心の状態です。いつも他人からどう思われているかばかりを気にして、いわゆる「いい子」を演じていたように思います。
「親のために」とか、「仲間のために」とか、「上司のために」とか…。今思えば、ただの綺麗ごとです。ほんとは「自分を評価してもらうために」でしかなかったと感じます。人のためとか、本気で思っていなかったように感じます。
就職し、転職し、起業し、その都度、人間関係は大きく変わりました。環境が変わるたびに、時間を共にする人も変わりました。その経験から言えることは、環境は自分の行動でのみ変えられるということです。職場を変えるのも、誰と働くかも、自分自身で選択できるということです。一つの会社に依存する必要は、まったくないということです。
今の環境にいることを選択するのも、選択しないのも自分自身です。人間関係をシンプルにすれば、それだけ心の負担の軽減が軽減されます。
☑4:お金をミニマリスト化する
生きていく上で必要なお金を明確にすると、生きていくハードルが大きく下がります。特に明確にすべきなのは、支出(固定費)です。理由は、収入と支出の差額が自由に使えるお金であり、そのお金が人生を豊かにできる鍵を握っています。この差額を増やそうと考えた時、収入は固定である場合が多く、増えにくいですが、支出は工夫次第でどうにでもできる場合が多いです。
僕のおすすめしている支出対策は、携帯代と保険代です。
支出内訳の中で金額の大きい家や車を対策できるなら、もちろん対策したほうが良いです。問題なのは、すぐに行動に移しにくいことと、環境が大きく変わることです。そのため、行動には大きな労力を伴います。
またすぐに対策できるものとして、食費が挙げられます。ただし、食費を削ると、心まで貧しくなりがちになります。そのため、食費を安易に削ることもおすすめしません。
環境も変えず、また心理的ストレスも増やさずに支出を削る方法については、この2種類しかありません。
- 置き換えで済むものを、安価な物に置き換える
- 支出となっている意識が薄いものを削る(もしくはなくす)
置き換えで済むもの代表的なものといえば、スマホを含む携帯代です。
格安スマホに置き換えるだけで、月の通信費が50%になる場合がほとんどです。仮に解約金で10000円払ったとしても、毎月の通信費が4000円減るなら、3カ月で元を取り返せます。そこから毎月、4000円得する状態が続きます。僕自身、ソフトバンクから格安スマホ(マイネオ)に乗り換えましたが、なんで今までしなかったのだろう?と、後悔しています。
- iphone7はそのまま使える
- 通信環境はそこまで影響受けない
- ソフトバンクのメールアドレスは使っていないため不要(連絡はLINEがメイン)
そう考えると、デメリットが非常に少ないです。格安スマホへの変更は、おすすめです。
次に支出となっている意識が薄いものとして、保険が挙げられます。
考え方は人それぞれですが、企業からおすすめされる保険は、全般的に不要だと感じます。理由は、その保険対象となる可能性が低いためです。ほとんどの場合、年齢が上がるのに比例して可能性が上がるものが多いです。年齢に対して起こり得る可能性が圧倒的に低い場合は、そのお金で資産運用すればお金が効率的に貯められます。
支出をストレスなくして抑えることは、今すぐにでもできる対策です。
☑5:行動をミニマリスト化する
行動のミニマリスト化とは、すべきことを確実に実行することです。つまり、なんでもかんでも手を出すのではなく、何をするのかを明確にしてから行動することです。優先順位の高い行動に特化できれば、まず後悔することが圧倒的に減ります。次に、自分の人生を生きている実感が得られやすくなります。
僕の場合はフリーランスになり、自分で稼がなければならない環境に身を置くことでした。いくら稼ぐか、どうやって稼ぐか、なぜ稼ぐか。自分の納得のいくやり方で行動することで実行力が養えますし、何より達成感が違いました。
行動でしか自分を変えることができないため、行動のミニマリスト化はシンプルに生きるコツに直結すると感じます。
☑6:思考をミニマリスト化する
思考のミニマリスト化とは、原理原則に従って生きるということです。
本ブログの心の成長に関する内容は、原理原則に則っています。
シンプルに考えると、そもそもそうだよね。という内容を、様々な切り口からまとめています。
シンプルに生きるメリットとは?
シンプルに生きるメリットは、たくさんあります。中でも「自分にとって大切な物がはっきりわかる」ということは、不要な物と距離を置いて生活をしているからこそ、明確になりやすいと感じます。
シンプルに生きることができれば、「あの時こうしていたら…」などの、後悔はしにくくなりますね。
まとめ:ミニマリストになれば、シンプルに生きられる
これに尽きます。自分にとって何が大切なのかだけを考えると、それ以外の物はすべてノイズになる可能性を潜んでいます。大切なものに特化する上で、人生の濃度を下げるものになり得るということです。
ミニマリストになり、自分の人生を納得のいく道で歩めることができれば一番ですね。