こんにちは。
今回のテーマは「感謝される人になるポイント」についてです。
感謝される人になるポイントは、❶❷❸の3点です。
相手の基準を知る
感謝されるとは、相手の役に立つことです。相手の役に立つとは、行動によって相手に貢献することです。
つまり「相手のために行動する」だけでは、相手にとっての貢献にならない可能性がある。ということを、まずは認識する必要があります。
- 誰が?
- なにを?
- どこで?
- どのように?
- どのタイミングで?
相手の想いを推し量るには、相手の基準に合わせることが必要です。相手の基準に合わせると、自ずと相手が欲している「もの」や「こと」が見えてきます。
仮に相手のために行動したことで「ありがとう」と伝えられたとしても、相手の基準に合っていなければありがた迷惑になる可能性が高まります。その「ありがとう」は、あなたを気遣って伝えた言葉かもしれません。
「相手の役に立つ」の基準は、相手です。自分が「相手の役に立った」と思うのは自由ですが、本当に役に立っているかどうかは相手にしかわかりません。だからこそ相手の基準を認識する・認識しようとする姿勢が重要になってきます。
見返りを求めない
見返りを求めないとは、自分の行動に対して相手に恩恵を求めないことです。
見返りを求める人は、自然と周りから人が離れていきます。
- あの人に頼むと何かついてくる
- 感謝しないといけない
- 恩着せがましく感じる
そんなイメージがついてしまっては、本末転倒ではないでしょうか。
見返りを求めないためには、相手のためへの行動を善意で行う必要があります。善意であれば、相手ために行動した時点で自分の心が満たされます。
どうしても見返りを求めてしまう、善意で相手のためへの行動ができないのであれば、
- 相手のために行動する回数を増やす
- 見返りを求めて応えてくれる人のために行動する
ことがオススメです。
相手のために行動する回数を増やすと、相手が「あなたが行動してくれたこと」に気づきやすくなります。また、相手の貢献に繋がる行動に繋がる可能性も高まります。
そして口癖が「ありがとう」の人、行動したことに気付き応えてくれる人に対して行動することも、相手に感謝されやすい傾向があります。
見返りを求める気持ちは、誰しも少なからずあると思います。
ただ、その気持ちにどう対応していくのかを決め、行動に変えるのかが大事だと感じます。
得する順番を守る
相手の役に立つとは、潜在的に何かしらの対価が含まれています。
- 仕事であれば、お金
- 家庭であれば、愛情
- ボランティアであれば、心の繋がり
といった感じです。
目に見える対価があるなら、目に見えない対価もあります。この対価は、自分と相手との関係が成り立ってこそ存在し得る対価だといえます。
重要なことは、その対価には順番があるということです。
先に説明した対価の実例を言い換えると、
- お金を求めるために、仕事をする
- 愛情を求めるために、家庭をつくる
- 心の繋がりを求めるために、ボランティアをする
になります。
「仕事をする」「家庭をつくる」「ボランティアをする」は自分の行動を示します。ただし求める対価である「お金」「愛情」「心の繋がり」は、相手がいてこそ得ることができる結果です。
自分の行動だけでは、求める結果が得られません。相手がいて、相手と同じベクトルで進むことができるからこそ成立します。
対価を得たいのであれば、相手ありきで行動することが正しい順番であるといえます。相手の得を考え、行動することで、結果として自分の求める結果が得られる。順番を誤ると、相手はあなたを「自分を害する人」と認識し、あなたから離れていく可能性が高まります。
まとめ
感謝される人・感謝されない人の違いは、相手の気持ちをどこまで推し量り、どんな行動ができるのか。そして相手のために行動する際、自分の気持ちにどう対応していくのか。それができるかどうかに尽きると感じます。
意識せずとも感謝される人になれた時、毎日を笑顔で過ごせる自分に出会えるのではないかと思っています。