話下手なりに工夫している、心の距離を縮めるための3つのルール
ルール①:質問は5W1H&「ど」から始める
5W1H
- What → どんなモノ(コト)
- When → どんな時
- Where → どこで
- Who → どんな人
- Why → どうして
- How → どのような
ルール②:相手の動き・呼吸に合わせる
相手が、
- 腕を組んでいたら、腕を組む
- コーヒーを頼んだら、同じものを頼む
- 飲むタイミングも合わせる
- 足を組んでいたら、足を組む
- 前飲めるなら、前のめりになる
- 肩の動きを見て、呼吸のリズムを合わせる…etc.
ルール③:相手の言語に合わせる
会話中から相手のキーワードを掴み、相手の価値観を想像し、合わせる。
- 感情表現を多用する人(嬉しい・楽しいなど)
- 理由を求める人(説明をして理解を深める)
- 端的に伝える人(何事も簡潔であり、必要な情報以外求めない)
相手に興味を持っていることを伝える
話が続かないなりに僕が工夫している「相手を不快な思いをさせない」方法、それは「相手に興味を持っている」ことを如何に伝えるかが鍵になります。
そのための前提条件として、
- 相手の話を奪わない
- 無理な相槌やめる
- 無理に会話を続けない
- 「笑顔」をつくる(可能な限り前歯を見せる)
は、守るようにしています。これだけでも相手を不快にさせる可能性が下がります。
「聞き上手」が一番の「話し上手」です。だからこそ傾聴の仕方は、繰り返し意識して練習する必要があります。
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質問の仕方として、5W1Hはよく使われる方法です。相手の話を深掘ること「相手の話をもっと聞きたい!」ということを伝えられます。
ただ5W1Hを使えば良いのではなく、僕が設けているポイントは「ど」から始まる聞き方をすることです。
なぜ「ど」から始めるのか。
それは「質問」が「尋問」になってしまう可能性があるためです。「ど」から始めると発音が柔らかいことで、尋問になりにくくなります。
※例えば「why」の場合、「それはなぜですか?」と聞くのではなく、「それはどうしてですか?」と聞くだけで、聞き手は威圧感を受けにくくなります。
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相手の動きに合わせることは、「ミラーリング」と呼ばれる手法です。確かに同じ動きをすると同調し、距離が縮まる印象を受けます。
この同調、見えないところでも効果があります。
例えば、カフェで正面に相手が座っている際の足の動きです。足を組む人もいれば、かかとに足を乗せる人、足先が外を向いている人、様々です。その見えないところもミラーリングの効果は発揮されます。
呼吸を合わせることも、効果があります。
これはしていない人がほとんどです。なぜならそこまで相手に意識的に合わすことが難しいからです。相手が深い呼吸なのか、浅い呼吸なのか。
同じ呼吸のリズムをすれば、肩の揺れや話すテンポ感が合いやすくなります。
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相手の言語に合わせる、これは極めて重要です。なぜなら、それが相手の価値観だからです。
感情表現を多用する人なら、その人の感情を受けとめる必要があります。感情を受けとめずして話をすると、相手は話す意欲を失います。
理由はシンプルで、共感してくれないからです。
また理由を求める人には、求めている理由を説明する必要があります。理由ありきで理解する習慣が付いているため、理由がなければ理解が乏しくなります。また、理由を求める人は自分の考えを持っている場合が多いです。
そのため「ど」から始まる5W1Hの質問を用い、その人自身に説明(アウトプット)していただいた方が良い場合が多いです。
逆に端的に伝える人には、説明は不要(もしくは最低限)のほうが良いです。説明が長くなると、理解すべきポイントがズレてしまう可能性が高まるためです。
会話を長く続けることに価値を置いていない場合が多いため、1文に聞きたいことを1つに絞るほうが良いです。
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