年代別価値観の違い。多様性を受け止める3つのカテゴリー
価値観が違えば、大切にするポイントが異なる
- :~40歳
- :40歳~70歳
- :70歳以上
年代別①:~40歳
「存在」への価値観
(どこで働くか>どれだけ稼ぐか)
給料はもちろん大切だが、自分を認めてくれる環境下で働くことに意義を感じやすい。
年代別②:40歳~70歳
「稼ぎ」への価値観
(どこで働くか<どれだけ稼ぐか)
奉仕と仕事の線引きは上手く、境目ない人付き合いができる。
豊かさに稼ぎの構成が高め。
年代別③:70歳~
「食べる」への価値観
(大切な人を食を通じてもてなす)
物がない時代背景から、物をとても大切にする心が強い。
食は生きるための贅沢である。
価値観は「過去」の体験によりつくられる話
十人十色と言われるように価値観は人それぞれです。そして自分の歩んだ環境により価値観は形成されます。
一概に言えないですが、
時代背景から価値観を紐解くことは少なからずできると感じます。
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時代背景から感じる大切なモノは、
③食べる ↓
②お金 ↓
①自分
へと変わっています。
③買いたくても買うものがない時代
戦時中・戦後は明日生きられるかわからない状態、十分ではない食料事情に「食事をする」ことは贅沢でした。
②買いたいものが溢れる時代
それから高度経済成長期に入り、お金で得られる価値が増えました。お金を稼ぐことで贅沢ができ、お金に対する価値観が大きく変わりました。
①自分の存在を確立したい時代
今は物が溢れる時代、お金が無くても欲しい物が手に入りやすくなりました。そして自分の生き方を自分で選べる時代になりました。お金と時間のバランス、過ごす時間の質の充実を求めています。
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特に①と②・③の価値観のズレは強く感じます。
具体的な事例、重ねて①への対策の話をすると、
- 給与を上げているのに全然採用できない
→「お金」ではなく「働く環境」で職を探してる人が多い可能性が高いです。SNSで発信続け、働くイメージを伝えるほうが採用率が上がります。
- 最近の若いものは簡単に誘いを断る
→誘う側と一緒に過ごす時間価値を感じていない可能性が高いです。価値を感じると、むしろ若者からアプローチしてくる時代です。
人それぞれ価値観が異なり、その価値観をお互いが理解しようと努めたとき、繋がる世界が変わってくるように感じます。
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