質素という視点。お金がすべてでない5つの考え方
その1:所有物は何も無いと考える
- 体は親からの預かりもの
- 衣食住は生活上の預かりもの
0ベースを基準に生活すると、質素のほうが生活しやすい。
その2:贅沢や派手を好まない
質素とは、簡素であること。無駄がないことである。
最低限のもので生活すると、知恵やアイデアが生まれやすい。
その3:お金を使うべき時がわかる
質素であればあるだけ、お金のありがたさを実感する。
死に金は使わまいとする。考えてお金を使うようになる。
その4:人に優しく、自分に厳しく
他人には最上のものを惜しまず与える。
自分は節約を楽しみ、あるものを最大限に活かす。
その5:本当に必要なものがわかる
富や貧にこだわらない。独自の心境ができあがる。
心が自立すると、生活を客観視できるようになる。
お金に縛られない、心を養う
お金はもちろん大切です。
貧乏より、豊かであるに越したことがないです。
ただ、お金がすべてでないと感じます。
理由は「お金は命に変えられない」ためです。
人生の目標を〇〇と定めたとき、お金があれば手段が増えます。やれる幅が広がります。
では、お金がなければどうなのか?
もちろんやれる幅は狭まります。
ただ「お金」という環境下に置いて、やれる幅が狭まるというだけです。
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質素は、貧乏とは異なります。質素は、お金がないことを悲観していません。
無駄なことにお金を使わず、贅沢に関心がないということです。
お金のあるなし問わず、質素はシンプルな暮らしを好みます。
ゆえにミニマリストは、質素な感覚を持ち合わせています。
「お金を使わない」環境下であれば、お金を使わずして成し遂げようとする知恵が生まれます。この知恵は「お金に勝る財産」になり得ます。
質素であればあるだけ、お金で物事を解決しなくなります。
考え、行動に移すことで、物事を解決する習慣が身につきます。
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お金がないと、心が沈みやすくなります。ただ沈んでいても、お金は増えないです。
それならいっそのこと「質素な生活を楽しむ」ほうが、人生が豊かになるのでは?と感じます。
「質素」という視点から生活を客観視することで、本当に必要なものがわかる気がします。
自分の人生を生きていく上でも、体得したいスキルです。