こんにちは。
今回のテーマは「『人を変えたい』と思ったときにすべきこと」についてです。
『人を変えたい』と思ったときにすべきことは、❶❷の2点です。
自分を変える
相手に、
- こうなってほしいな
- あれをやめればいいのに
- なんでわかってくれないんだ
と期待しても、ほとんどの場合、何も変わりません。
「人は自分には興味はあるが、他人にはあまり興味がない」私は、それが前提であると感じます。
この前提が『正しい』なら、相手が自分の期待に気づくことは難しいです。それから一歩進んで、自分の期待に応えてくれるとなると、さらに難しくなります。
相手に期待しても応えてくれるはずがない。もし期待に応えてくれるなら、それはとても運が良いことである。と考えるほうが、筋が通るように感じます。
相手が期待に応えてくれないなら、どうすればいいのか。答えは「自分を変える」ことです。
では、具体的にどのように自分を変えればいいのか。
私が考えるやり方は、2つです。
- 「そんな考え方もあるよね」と、他人の価値観を認める
- 「自分が成長すれば、もっと素敵な人に巡り合える」と考える
すべてのできごとは、自分の経験を参照して考え方・行動を決めています。
- チャレンジし続けた人
- チャレンジを諦め続けてきた人
- チャレンジできる環境すら与えられなかった人
『チャレンジ』という一つのキーワードを例に上げても、相手が自分の経験を参照して考え方・行動を決めることは容易に想像がつくと思います。
チャレンジし続けた経験のある人と比較し、チャレンジを諦め続けてきた人・チャレンジできる環境すら与えられなかった人は、行動が変えられない傾向が高いです。
つまり相手に期待しても、相手は自分を変えようとしません。変わること自体が、根本的に難しいのです。
言い換えると『変わらない』『変えられない』ことが、習慣になっています。
変わらない人・変えられない人は、変えることができない。だからこそ相手が変わらないなら、自分を変える。
自分が変わると、変わらない人・変えられない人の身近に『自分を変えられる人』が現れるため、環境が変わる。環境が人を変えていくため、相手が変わるきっかけになる。
自分を変える理由は、そこにあります。
人は人、自分は自分であるからこそ、他人の価値観を否定しない。「そんな考え方もあるよね」と考えることで、相手への期待が不満に変わることを防げます。
もちろん自分が変わっても、相手が変わってくれない場合もあります。ただ自分が変われているなら、見える景色や考え方自体もプラスに変わっている場合が多いです。
プラスに自分が変わっていると、相手への過度な期待が抑えられ、結果的として相手に不満を感じにくくなります。
自分事化して考える
相手に、
- こうなってほしいな
- あれをやめればいいのに
- なんでわかってくれないんだ
と期待するのではなく、
↓↓↓
- こうなってくれないのは、自分の伝えるタイミングに原因があるのでは?
- あれをやめてくれないのは、自分の対応に原因があるのでは?
- わかってくれないのは、自分の伝え方に原因があるのでは?
自分事化して考えると、『相手への期待』が『原因の追究』に変えられます。
原因がわかれば、改善できます。「だったら、こうしてみよう」と考えらえることは、考え方・行動の主導権を自分が握っていることを意味します。
反対に相手に期待することは、主導権を相手に握らせることを意味します。
つまり、主導権を自分が握っている(自分事化できている)状態であれば、どうしようもない不満を抱くことはなくなります。
自分事化すると、言葉の捉え方が変わります。
自分事化すると、自分の成長に繋げられます。
自分事化すると、環境が変えられます。
自分の環境が変わることは、相手が変わることを意味します。あなたの波長が相手に伝わり、それに合わそうと、相手も無意識に変わっていきます。
まとめ
人を変えたいなら、まずは自分を変えること。人が唯一コントロールして変えられるものがあるとするなら、それは自分自身のみだと感じます。
変えられない他人に期待するのでなく、変えられる自分に目を向ける。いかに自分事化できるかで、人生の開け方が変わってくるように感じます。