ダメなら頭を下げればいい【自分の人生を生きる心構え】
ほんとは〇〇したい。○○だと伝えたい。
本記事は、こんなことを思っている人に、知ってほしい考え方です。
ダメなら頭を下げればいい。それだけで行動しやすくなります。
ポイントは2つです。
ポイント①:失敗したときにどうするかを先に決めておくと、行動した後のイメージがしやすくなる。
行動に踏み切れない理由の一つに、行動後のイメージが湧かない不安があります。
- 失敗したら、どうしよう
- 怒らせたら、どうしよう
- 嫌な思いさせたら、どうしよう
「どうしよう」は先の見えない不安であり、この不安を解消するには「どうしよう」に対する答えを準備することです。
その答えは「ごめんなさい」です。
上手くいったら、他人のせい。
上手くいかなかった、自分のせい。
こんな言葉があります。
自分を過信し過ぎず、良い時は環境に対して「おかげさまで」「ありがとう」を。
悪い時は自分ごと化して「ごめんなさい」を。
頭を下げて「ごめんなさい」と、自分の言葉でしっかり伝える。
誠実な対応は相手に伝わります。
「謝る」は、簡単なようで簡単でないです。「謝る」を覚悟することで、はじめて「謝る」という選択を選ぶことが可能になります。
要点②:「自分のしたい」を行動に移すことは、結果はどうあれ、自分の心に素直に応えることである。
後悔するぐらいなら、行動しない。
これも一つの考え方だと思いますが、行動しない先にも後悔はあります。
何をもって「後悔」とするのか。そこが極めて重要です。後悔を定義づけると、行動のハードルは大きく下がります。
「後悔」を辞書で調べると、「してしまったことについて、後から悔やむこと」と書かれています。
「後から悔やむ」要因の多くは、
- 行動した結果
- 行動しなかった結果
である場合が多いです。
つまり、先の見えない「結果のみ」にフォーカスが当たりがちになるため、後悔しがちになるということです。
「行動した結果」
→行動した結果は結果として捉え、まずは自分に素直に向き合ったことを認めよう。
「結果のみ」から「自分に素直に行動した」ことにフォーカスを変える。
考え方一つで後悔しがちだった自分と、距離を置くことが可能になります。
謝れる自分は、素敵だと思おう
ダメなら頭を下げればいい。「ごめんなさい」を伝えよう。
これは自分の非を認めないとできないことです。
非を認めずして伝えた「ごめんなさい」には、心が伴っていません。もちろん、相手の心にも伝わりません。
では、何に対して「自分の非」とするべきなのか。
それは「相手を不快にさせた事実」を「自分の非」として捉えるべきです。
「伝えたこと」のみを「自分の非」として捉えると、「伝えなければよかった」にしかなりません。これを繰り返すと、行動する気力がなくなります。
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同じ価値観の人は、この世に一人としていないです。
価値観は過去の体験からつくられるものであり、過去の体験が同じ人はいないです。ゆえに、人それぞれ価値観が異なります。
「価値観が異なる」を理解すると、自分の望んだ結果となる確率に、100%はあり得ないことがわかります。
つまり、行動には責任が伴います。
望んだ通りにならない時は、自分を成長させるチャンスです。責任をとることは、心を強くします。
「ダメなら頭を下げる」ことは、望んだ通りの結果・望んでいない結果、すべて含めてオールOK🙆♂️とする心構えです。
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失敗を失敗のままにすると、失敗で終わる。
失敗から学び、成功への糧とすれば、失敗は有益な資源に変わる。
「後悔」にするか、「反省」にするか。それは、結果の捉え方次第で変わります。
行動し、反省し、また行動し、また反省する。
失敗から学び続けることで、自分の望んだ結果を引き寄せる力が格段にUPすると感じます。