物を捨てると運気が上がる理由が知りたい方へ。
物を捨てると運気が上がると聞いたことがあるけど、本当にそうなのかを聞きたい。
あと、物の捨て方や断捨離に関する役立つツールがあれば、ついでに聞きたい。
そういった疑問にお答えします。
1.物を捨てると運気が上がる理由
2.物を捨てるときに知っていたら役立つ方法
この記事を書いている僕は、断捨離して1年。ミニマリストになりました。ミニマリストになり、以前と変わったことは、
- いらない物を断れるようになった
- 必要な物を必要なタイミングで手に入れるようになった
- 出費が減り、収入が増えた
- イライラすることが減った
など、他にもたくさんあります。
運が上がるというより、引き寄せられた運を見逃さずにつかめるようになったという表現の方が、僕はしっくりきます。
本記事が物を捨てるきっかけなり、運が上がることに繋がれば幸いです。
1.物を捨てると運気が上がる理由
1-1.物が多いと陥りがちな5つのこと
物が多いことで陥る5つのことについて説明します。これが理解できれば、物を減らすことで運がつかみやすくなると感じるようになります。
1-1-1.物を持ちすぎると疲労感を覚え、無気力になる
たくさんの物に囲まれて生活をしていると、知らず知らずのうちに、物に支配される生活になっていきます。片付けるべき物が散漫し、それがひどくなると足の踏み場がなくなります。
片付けるべきという言葉には、「片付けなければならないのはわかっているけど、片付けられない」という心理的ストレスが隠れています。
つまり、物を持ちすぎることで本来感じなくてよいストレスを、知らないうちにため込んでしまっているということです。
そもそも物が少なければ、こういったストレスを感じなくて済みます。ストレスが減ると、活力ある毎日を送りやすくなります。
1-1-2.体重にも影響を与える
物をためこむ人は、体型も肥満気味であることが多いです。これは、物の管理が体の管理に繋がってくることを表しています。管理能力が高い人は、物も体重もスマートである場合が多いです。
体重を減らすことより、物を減らすほうが簡単です。身の回りを整えることは、体を整えることに通ずるといえます。
1-1-3.混乱のもとになる
物が多い状態は、自分の置かれている状態が把握できていないことに繋がります。自分の人生を考えたとき、物による束縛を感じることで、人生の優先順位が見極められなくなります。
物を整理し、物を捨てることは、新たな発見と自分が思い描く人生を生きるために、最も効果的な方法であると感じます。
1-1-4.何事も延期しがちになる
物が多くなると疲労感、無気力になりやすくなります。それに伴い、行動を起こす力を抑制されます。物事を延期しがちになるということは、新しい運気を自ら放棄することに他なりません。
行動を起こしやすくするためにも、物は多くないほうが良いといえます。
1-1-5.気分が湿っぽくなる
行動を起こす力が抑制されることで、気持ちはマイナスの方に傾きます。思考自体がネガティブ寄りになっていきます。
心がマイナスに振れるということは、運気を手放しがちになることと同じです。前向きな心であり続けるためにも、物による余計なストレスは避けるべきです。
1-2.:エネルギーの流れを邪魔する物とは
物はエネルギーの流れを「邪魔する物」「邪魔しない物」の、2種類にわけることができます。邪魔しない物は特別気にしなくて大丈夫ですが、邪魔する物は運を下げることに繋がるため、対処する必要があります。
前提として、人は環境からの影響を受けやすいです。
明るい人と一緒にいれば明るくなれますし、逆に気持ちが沈んだ人と一緒にいると、湿っぽい気持ちになります。そしてそれが習慣になると、自分が環境に適応するようになります。明るい人と一緒にいることが習慣となれば、自然と明るくなれます。逆に気持ちが沈んだ人と一緒にいると、いつも湿っぽい気持ちになります。
つまり、環境(外側)は、自分の心(内部)に通ずるといえます。
物が多いと、物による心理的ストレスを受けることで、気持ちがマイナスに傾きます。本来感じなくて良いストレスを受けるということは、エネルギーの流れを邪魔していることになります。
物が少ないと、エネルギーの流れはスムーズになります。その分、運もつかみやすくなるといえます。
1-3.物を管理する時間とお金
物を管理することで発生する時間とお金は、想像以上に多いです。
ある検証では、家賃の約50%が使わない物の管理代であるといわれています。また50%を超えると、倉庫を借りて物を保管し始める人も現れるそうです。
家賃は固定費です。出費です。その固定費の半分が物の管理代であると考えると、非常にもったいない出費です。今は、空き部屋をお金に変えるサービスも増えています。物を捨て、空き部屋に変えることで、今までの支出が収入に変えることも可能であるといえます。
また物が多いと掃除に時間を要します。しかも物が多すぎると、隅々まで掃除をすることが困難になります。物をのけて、掃除をする時間は本当に自分の人生に必要なのか?そう考えると、極力使わなくてよい労力や時間は、節約するほうが良いといえます。
2.物を捨てるときに知っていたら役立つ方法
2-1.捨てるべきかを悩んだときに参考にする指標
物を捨てるべきかどうかを悩んだとき、参考にすべき指標があれば、物の分別がしやすくなります。ここでは、捨てるべき物の定義について触れていきます。
- あなたが使わない物、または好きでない物
- 整理されていない乱雑な物
- 狭いスペースに無理に押し込まれた物
- 未完成の物、すべて
物を捨てるべきか悩んだとき、この4点を指標にすると物の分別がしやすくなります。
一番大切なことは、物に不用意に感情を入れないことです。
感情が物を捨てる上で、捨てるべきかの判断を困惑させます。僕自身、この感情の所存で一番苦戦しました。
物は過去の体験に繋がっています。「あんなことがあった」「このときの大切な思い出」など、思い返すと様々な感情が溢れてきます。ただポイントとして理解して欲しいことは、物を捨てるタイミング(物を改めて見るタイミング)までは、その物のことを忘れていた。ということです。
つまり、自分の人生にとって、そこまで見返す必要のない物といえます。
物は過去と繋がっています。ゆえに物が多いことは、過去の呪縛をためこんでいることに通じます。物を捨てることは、新しい物を受け入れるスペースをつくることです。過去依存型の思考から、未来型の思考に変わることで、良い運気をつかまえやすくなります。
2-2.心の残りが少なくなる物の捨て方
とはいっても、物を捨てるときには勇気がいります。理由は、その物自体が、今までの自分を創り上げてきた物に他ならないためです。この物のお陰で今があるといっても、過言ではありません。だからこそ、物を捨てるときには尾を引かない捨て方を取り入れる必要があります。
僕が実際にしている物の捨て方は、「感謝の言葉をかけてからゴミ箱に入れる」ということです。
思い出の品、昔使っていた仕事道具など、すべての捨てる物に対して、「今までありがとうございました」と手を合わせ、声掛けをしてから、捨てるようにしています。
また「人」に関わる名刺や年賀はがきも、アプリなどにデータ保存できるようになったため、僕は捨てるにようにしています。これも捨てるとき同じで、感謝の言葉をかけてから捨てるようにしています。ただ、どうしても「人」に絡むため、他の物より捨てにくいです。そのため捨てるときには少し工夫して、塩を一緒に包んで捨てるようにしています。
特に意味があるわけではないですが、せめて捨てる先のゴミ箱だけでも清めて捨てたいという思いから、そうしています。
2-3.:物の考え方が改まる利用すべきツールの紹介
僕がミニマリストでいたい、断捨離を進めたいと思ったきっかけが、この本でした。
2002年出版で、15年以上も前の本です。ですが、この本は物がありふれた現代において、非常に大切なことが記されていると感じます。この本を読み、物に対する考え方は大きく変わりました。物を持たずに生活することで、思考がスッキリしていく感覚を覚えました。おすすめの一冊です。
- ミニマリスト、おすすめの本☟
また現代はシェアリングエコノミーの時代です。UberやAirbnbといった、物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組みが整ってきています。
つまり、買わなくても物が利用できる時代になりました。
物を買わないということは、物をためこまなくて済むことの繋がり、そもそもの捨てるものを持たない暮らしが実現できるということになります。とても便利な世の中ですね。
この中でも僕がお勧めしているのは、こちらのサービスです。
洋服やバッグを買うのではなくレンタルします。買うという概念を捨てます。
なぜレンタルをおすすめするのかといえば、
- たまりやすい衣服がたまらない(収納棚がいらなくなる)
- 出費を抑えてオシャレを楽しめる(買わなくよいため安価)
だからです。このようなレンタルサイトは物をためないという点において、とても有効です。
その他にも収納しなくて良いのは画期的です。レンタルならではのメリットだといえます。
お金と時間と対価を考えたとき、物を持つことが資産になる考え方は現代に合わないといえます。少ない物で最低限の生活を送り、必要に応じてサービスにお金を払うことが、現代の生活感に合っていると感じます。
まとめ:運気を上げたいなら、物は少ないほうがよいです。
これは実体験をもとに、確信しています。ミニマリストになって、断捨離を進めてよかったと思っています。
運気を上げたいなら、物は少ないほうがよいです。
物に支配されることなく、物を上手く有効活用できるようになるために、これからも精進したいと思ってます!