商品を知り、ファンになるまでの10個の因子
①認知(知られていない)
聞いたことはあっても、意識していない。
②意識(知っている)
何度か見聞きし、意識し始めた。
③興味(気になる)
特定の情報が自分とリンクし、興味を持つ。
④調査(調べたい)
興味が増し、自発的に情報を得る。
⑤検討(比べたい)
裏付けを求め、外部評価を得る。
⑥行動(体験したい)
体験に結び付ける、行動を起こす。
⑦分析(評価したい)
良し悪しを評価づける、予測の検証・分析を行う。
⑧発信(伝えたい)
共感・宣伝・自慢する。
⑨持続(なくてはならない)
熱狂する・無二の存在となる。
⑩超発信(伝えたくて仕方がない)
熱心に応援する。
『無意識➡︎ファン』の導線を設計する
「私は●●のファンです」という発言、これは、「私は●●を支持しており、●●を応援したい」ということの表れです。
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「新規顧客を増やしたい」という相談を頻繁に受けます。そもそも「新規顧客」とは何か、「新規顧客」とは今まで顧客に成り得なかった新しい層を顧客として迎えることです。『顧客≠ファン』であることは最重要であり、無視してはならない認識です。
顧客はサービスを体験してくれる人であり、ファンはサービスを体験し続けてくれる人です。『無意識➡︎顧客』のフェーズは「時間」が重要な要因となり得ますが、『顧客➡︎ファン』は「時間」ではなく、「感動」という価値を受け取ってもらう必要があります。
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ファンは、新たなファンを生む最強の宣伝媒体
顧客は単発で終わる可能性が高いです。しかし、ファンは継続し、伝染します。ファンが新たなファンを生む、これこそ最強の宣伝媒体だと言えます。顧客を失うことなく、むしろ増え続ける最強の仕組みです。
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今の顧客を大切にすることが、新規顧客を生む
新規顧客を増やす前に、今の顧客を幸せにすることを本当におすすめしています。というより、今の顧客が幸せでなければ、新規顧客は増えるはずがないと感じています。人間関係と全く同じ。大切にされて、初めて心と心が繋がり、信頼・信用の関係が生まれると思います。
『商品を知り、ファンになるまでの10個の因子』それぞれの因子でやるべきことは全く異なります。顧客を思い、顧客のためにを体現し、期待値を超え続ける。そうすることが、顧客のためにも自分のためにもなることを、日々痛感しています。
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